ぬか漬けは至ってシンプル。
手入れさえすれば、誰でもできる。
気がついたら、もう12年はなるのかな、ぬか床を初めて。
毎年のように悩まされた、また過去の失敗でもあったことをここで述べていこう。
思いつきだから、その都度書いていくことにしていこうと思う。
今回はコバエ。
かんたんに言えば、ウジ虫の成虫。
結論から言ううと、梅酢を使う。 これで、ぬか床の匂い、特に夏場は大きく改善されたと思う。
梅酢に気がついたのは、梅干しの天日干しをしたときに気がついた。
虫が一切よってこない。 猫すら、無視状態だ。
梅干しの酸や塩気が、無視には相当キツイようだ。
やり方は簡単、ただ、霧吹きに梅酢を入れてシュッシュするだけ。
毎朝、毎晩、梅酢で霧吹きするだけで、コバエは来なくなった。
常滑の壺を使っているんだけど、蓋がズレたり、開け閉めのタイミングでコバエが入ることがある。
これが結構な曲者で、特に夏場にぬか床の手入れをしないと、
コバエが卵を生み、結構恐ろしいことになる。
私は過去に一度、一週間くらい、手入れせずにおいていたところ、コバエに、ぬか床をやられてしまったことがある。
塩や糠を加えたり、野菜を入れたり、何かしら流れを作っておけば、少々のコバエなどは中で生きられない。
ただ、何もしない、手をつけないぬか床は、はっきり言って恐ろしい事になってしまう。
もし、何日か家を開けないといけない場合、ぬか床の野菜をすべて取り、冷蔵庫に入れる。
表面に塩をまぶしたり、梅酢のスプレーを何回かかけるだけで、
これまでうまく行ってきた。
冷蔵庫に保管できる人なら、今回の話は関係ないかもしれないが、
梅の力、殺菌力、クエン酸、塩分、やはり使わない手はない。
梅干しを何十キロも作れば、結構な梅酢ができる。
梅酢の活用手段として、ぬか床には大いに使える事がわかった。
塩分が多くなれば、野菜や新たに糠を足せばいいし、
いい塩梅、とはまさにぬか床でもあてはまるのではないか。
コメント