殺処分なんぞありえない、ということで、急遽飼うことになった猫について。
数は5匹、しかも元気が良すぎる。
俺自身、当初はろくに夜も眠れない日が続いた。
しかし、猫を飼うって、動物を飼うって、なんて自分の気持ちが助けられるのだろうか、って思った。
猫のことをふと見る、世話をする、トイレ掃除をする、
雑用がとても多い。
しかし、日々の生活の不安や訳の分からない悩みなどは、
猫とかかわっている間は無心になれることがわかってきた。
自閉症の子でも、猫の世話をすることで大いに改善したという話も、
十分に説得力のある話だと思う。
嫌なことが仕事であったとする。
猫を見る、触れる、
世話をする。
自分のことではなく、猫のことを考えると、
不思議と気持ちは安定する、っていうことだ。
きっと猫をかわいがっている人にはわかるだろう。
猫を大事に買っているひとにはきっとわかるだろう。
人に説明はうまくできないけれど、
何か迷いや不安があるなら、いっそのこと、
猫の健康について考え、行動してみるといい。
どうせ自分のなやみなんぞ、大したことはないことばかりだから。