田舎暮らしを初めて、栽培して良かった野菜はキクイモです。
田舎くらしを初めて5年になりました。
畑を借りることができたので、その中で私がもっとも育てて良かった野菜の一つ、キクイモを紹介します。
キクイモが良かった理由は以下の3点です。
簡単、うまい、健康です。
1手間がかからず、簡単に育つ
土壌特に選ばず、蒔けば育ちます。 成功率90%以上。
しかも、これまで5年の家庭菜園ではほとんどが豊作。
畑を耕すことも不要、肥料もなくてOK, 耕作放棄地のでも育ちます。
2・ 美味い
秋から、冬、春にかけて、新鮮な野菜はありがたい。
菊芋は、生でも炒めても、炊いてもOK,
生なら、シャキシャキ感が半端なく、美味しく食べられる。
3.健康によい
食物繊維イヌリンが豊富などというけれども、
食べると体の調子がいい。
これは、菊芋の生命力の強さのためだろう。
真夏の炎天下でも枯れることなく、
真冬の大雪でも耐える。
人が手を加えて助けなくても育ってくれる強さがある。
キクイモを食べるということは、この生命力を体に取り入れるということ。
単純に考えても、体を強くするには最高の野菜だろう。
食物繊維イヌリンや糖尿病でも良いなど健康ブームで言われえているけど、
難しく考えなくてもよい。
単に強い植物だということを頭に入れておこう。
実際、菊芋は、冬の寒さにも強く、めったにくさらない。(腐った菊芋を見たことはこれまで一度もない。)
寒くなると多くの野菜は腐ってしまいます。
たとえば、サツマイモは、気温が低いところで長期保存していると、
変色して腐ってしまいます。 キクイモは冬の氷点下の気温にも耐え、めったなことでは腐りません。
キクイモはおいしくない、という意見も聞いたことがあります。
しかし、私自身、キクイモを無農薬
自然農法でそだてて、
キクイモがまずい、と思ったことは一度もありません。
もちろん、サツマイモやカボチャのような、甘みなどは少ないです。
そのため、特にキクイモが人気がある野菜ではありません。
サツマイモやカボチャを甘く育てるような肥料はあるようですが、
キクイモには残念ながら、特別な肥料は存在しません。
そんなこと不要です。
そもそも、人が手を加えて甘くなるような野菜が
本当に健康に良いものなのかどうか、
ちょっと考えたら、気づくはず。
キクイモなら、蒔けば育ちます。
何もしなくてもよく育ってくれます。
そのため、農作業をしている気がしません。
手間がかかる野菜はそれなりにおもしろいかもしれません。
しかし、手間がかかるということは、貴重な時間もかかるということです。
人生ではほかにもやりたいことなどあると思います。
畑仕事は気晴らしに、
ほどほどにして、ほかのこと
、たとえば、このようにキクイモの記事を書くことに時間を割くこともできます。
キクイモなら、健康にもなれて、
家庭菜園でも楽しめ、
時間の余裕もできる。
キクイモ、もう最高の野菜ですね。
話が少しそれてしまいましたが、
一言でいうなら、
キクイモは美味しくて、
健康にもよい。
しかも育てるのも、非常に簡単です。
もし、家庭菜園やちいさな農業でもするなら、
キクイモは外せません。