田舎にくらしていると、
近所の人が高齢で亡くなることがよくある。
身近に接していた近所の人が、突然亡くなる。
つい先週、外で笑いながら雑談していたのに、急に亡くなったと連絡が入る。
こんなことが、ここ1,2年に何回あったことか?
え、本当?
もう会えないの?
悲しみもあるけど、急すぎて驚き、気持ちが入らない。
こんななんとも言えない気持ちに何回なったことか。
何か、空洞ができてしまったかのような感覚だ。
都会に暮らしているときは、これほど人の死に触れる機会はなかった。
田舎暮しの特徴として、隣の人の顔を知らないようなことはまずない。
あらためて考えても、高齢者は多い。
今は健康でも、いつ死ぬかわからない、ということを毎回思い出す。
話したり、取れた野菜を分けてくれたりしていた人が突然なくなる。
それが、急に遠い昔のような、なんとも言い難い気持ちになる。
死ぬということについて、考えないか、考えてもすぐ忘れてしまう。
いつか人は必ず死ぬ。 飼っている猫も、いつか必ず死ぬ。
だったら、後悔することのないよう、
今の世の中でできることをいっぱいやっていこう。
身近な近所の人がなくなると、ふと死について考えてしまう。