アルティザン、 大陽製粉さんのフランス産石臼挽き粉を手に入れた。
この粉、大きな特徴の一つとして、パンを捏ねたら茶色くなることが挙げられる。
小麦粉なのに茶色いパン。
黄色い小麦粉はあったけど、茶色ははじめて。
風味が非常に強い。
噛み締めたら、小麦の風味が口いっぱいに広がる。
これだ、って正直思った。 探し求めていた小麦粉は。
正直、これほど風味のある小麦粉はこれまでであったことがない。
風味が強いから、ライ麦粉や全粒粉を混ぜなくても、
しっかりと小麦の味が味わえるパンができる。
シャントゥール、ラ・トラディションフランセーズがすごく良いけど、
私は個人的にはアルティザンがもっとも気に入っている。
風味が強いということは灰分が高い、虫がわきやすい、冷蔵保存が必要。
こうなると、管理も容易ではない。
家庭用の分量では販売されていないから、
10kgが最小単位となる。
ちょっと多いんだけど、25kgよりかはましかな。
夜にパンの仕込みをし、朝に整形してガスオーブンで焼く。
このスタイルが最近定着してきた。
アルティザンのように風味のある粉だと
作るのも楽しくなる。