先日、借金なし大豆を草むらにばら撒いたのだが、
結構よく育っている。
しかも、かなりの発芽率だった。
やや粒の小さい借金なし大豆がよかったのか、よく育っている。
今回は黒豆のように、育った苗を植えるのではなく、
完全直まき、ばらまきで蒔いた。
事前に畑を耕すこともしないで、育った。
このことは、トラクターなどで耕す必要のないことを意味している。
福岡正信さんのいう、
「ああしなくても良いのではないか」とすることをどんどん削っていった
結果に似ている。
事実そうだろう。
また、黒豆のように、苗を育てて植え付けることも不要。
ただばら撒くだけで、大豆が育つなら、
こんなに楽な農法はない。
自然に近いかたちで、人の手を極力加えず、
自然の力を利用する。
たくさんの種を蒔いているから、
鳥などに多少食べられてしまうのも、許容範囲にしていた。
30cm以上に育ったススキの中なら、
鳥にも目立たなかった。
もし、耕して土が露出していたら、鳥の餌となっていただろう。
小さくて、ススキや雑草などの影に隠れて、
鳥などに見つかりにくかったように思える。
草むらの中でも育つ大豆、
借金なし大豆は自然農法ではかなりおすすめする。
埼玉県の在来種なのだが、
食品用の借金なし大豆をフリマアプリ等で入手すれば、
初期費用もかなり抑えられる。
ばら撒いた借金なし大豆が、今後どのように育っていくのか、
見ていこう。