福岡正信さんは、国民皆農論をといているが、
ロシアのアナスタシアも似たようなことを言っている。
全ての国民が家族が食べていけるだけの野菜や穀物を作れば、
現状のあらゆる問題が解決するという。
自分でつくったものは、自信や家族にとってどれだけ健康に良いか、
またある種の木材を植えれば、何年かかかるが、経済的にも大きな助けになるという。
元にロシアでは、自給自足を求める人に、土地を提供するような動きがあると以前聞いたことがある。
もし、そのような動きがロシアにあるなら、
国民の多くが自給自足を求めるなら、もはや先駆者か手本になるだろう。
私も少ない面積の田んぼを借りているが、
米は手植え、手刈り、天日干しをしている。
そうすると、食事のときになんとも言えない最高の気分になる。
身にしみるように、食事ができる。
これほど、体に良い穀物はないだろう、という気持ちになれる。
無農薬が体にいい、どこどこのお米がうまい、というような世間の情報に振り回されることもない。
素直に、自分で作った(関わったお米)は、食事で何が良い、などと考える必要もない。
食事を選びまくるのも、実は不要に思えてならない。