市民農園か田舎暮らし
市民農園は、都会から近くて畑を借りられるという素晴らしいシステムだ。
しかし、田舎くらしを始めた私から言って、
もし、近い将来、田舎暮しを本気で考えているとしたら、
大したメリットはない。
ここでは、田舎くらしか、市民農園か、と迷ったときの判断基準として、
記事を書いてみることにした。
簡潔に述べているので、判断基準になると思う。
メリット、デメリットなど、そして、私なりの考えを述べる。
メリット
・野菜をつくる楽しさを味わえる。
・都会での生活をしながら、自然と触れ合える生活ができる。(都会から近い)
・比較的安い料金で気軽に農業体験ができる
・自分で作った野菜をたべることができる。
・面積も個人でつくるだけなら、十分な広さの畑を借りられる。
・田舎くらし
デメリット
・多かれ少なかれ、費用がかかる。
・あくまでも貸し農園なので、農作業の現実を体験できるわけではない。
・市民農園は、すでに肥料等で自然な土ではない。
・気軽に始められる=本気になれるわけではない。
ただ、形態や場所によっては、年間数万円を支払う必要がある。
一方で、年間数千円程度のところもある。
事前に値段は確認しておこう。
箇条書きしてみたが、市民農園はあくまでも「気軽にできる農作業」程度となるだろう。
そのために年間数万円払うなら、どれだけ野菜かえる! って考えるかもしれない。
そのような経済的目線があるなら、市民農園は向かない。
なにかしら、農作業で心を癒やす、ことを考えるなら、きっと楽しくできるだろう。
デメリットのところで、述べたが、もし、健康食や自然栽培などに本気で取り組んでみたい、
というなら、
田舎暮らしのほうがよいだろう。
なぜなら、田舎では、場所にもよるが、畑や耕作放棄地などはたくさんある。
そういったところで、ソバや大豆を植えるなどして、
土壌を変えていくような、ことをやるのも面白いだろう。
野菜づくりは土づくりから、という考えもあるので、
最初にどのようなものを植えていくか、など試行錯誤していくのも面白い。
市販のように、肥料過多で育った野菜よりも、
自分で関わって育った野菜の方がよいと思うだろう。
田舎では、畑を借りるのはタダのところが多い。(私の知る限り、畑は無料のところしか知らない。)
その変わり、 周りの手入れをしてくれ、と頼まれる。
つまり「草刈り」のことだ。 都会暮らしだと、わからないと思うが、
田舎の人は多くが、草刈りについてうるさいくらいだ。
は必須だ。
もし、軽いノリで、自分の手掛けた野菜を食べる程度であれば、
市民農園で十分だろう。 都会でくらしたいならば。
ここでは田舎暮らしの魅力については省略するが、
市民農園をきっかけとして、もっと本気でやってみたいなら、
田舎暮らしをしてみるとよいだろう。
何れにせよ、野菜を買うから、作るに興味をもっているだけでも、素晴らしいと思う。
私自身も、都会のマンション暮らしのときから、ベランダで夏野菜を作っていた。
そして、今は田舎でくらしている。
もう都会のマンションなどには、もどれないだろう。