都会から田舎暮らしをはじめて7年たちました。
ここでは、都会から移住して実際にどうだったのか、
問題点や良かったことを正直に書きます。
これから移住する人にとって知ってもらいたいこと、
を書きます。
人から聞いた話ではなく、私自信の実体験を客観的に振り返って書いています。
そのため、反省点もふまえて、正直に実体験を書きます。
メリットとして、実体験によるものなので、
田舎暮しの現実はどうなのか、実際に住んでどうなのか、
よりイメージしやすい記事になると思います。
簡単に自己紹介します。
私は40代男性、独身、離婚経験あり。
つまり、男一人で田舎に移り住んだわけです。
離婚うつも経験しました。
色々ありましたが、トータルで考えてみて、
結論として、私の場合は田舎暮しができて良かった、と断言できます。
理由としては、以下に挙げられます。
人間関係、心の持ちようで考えも変わったから大丈夫
自然 心を癒やすのは、本当の自然
野菜 ありがたいほど、採れたてがうまい。
仕事 思った以上に仕事はある。
ネットで完結する仕事があるならOK
順番に説明します。
まず、人間関係
田舎暮らしの人間関係について、色々な記事を見ました。
冷たい、人をバカにする、など週刊誌の記事でも見ました。
もしかしたら、田舎特有の冷たさなどあるかもしれません。
しかし、まず考えてほしいことがあります。
それは、新たな人間関係を受け入れていこうとする気持ちがあるのかどうか。
これにつきます。
田舎の人は、人をけなすためではなく、楽しく会話しようとして、
つい冷たいような、下品な口調で話すことがよくあります。
私も当初は誤解しましたが、実は本当は優しくて良い人が多いです。
考えても見てください。
都会のように人混みにあふれたところでなく、
自然環境がゆたかなところに住んでいる人です。
実際に、私が住んで思ったのは、田舎の人の特徴としては、「声がでかい」人が多いです。
実際に打ち解けるようになると、色々と日常のことも手伝ってくれたりします。
はじめは大きな声などに萎縮したことはありますが、
正直に言って、慣れてきます。
これは、地域の行事(公民館の掃除、区域の祭りなど)で、
顔を合わせる機会があるからです。
毎回顔をあわせて気が付きましたが、
「根っからの悪い人はいない」、と感じました。
口は悪いけど、いい人だった、と何度思ったことか。
次に、
良くないと思った点について、述べていきます。
都会よりも費用がかかるものがある。
町内会費 (区費)
社会福祉協議会
有料のゴミ袋
行事が多い
こちらも順に説明します。
人口が少ないため、町内会費などかなり高いです。
場所にもよりますが、都会では数百円で住むところが多かったと思います。
しかし、私が住んだところは、毎月約6000円でした。
(後に別の地区に引っ越しましたが、やはり都会と比べれば、町内会や区費は高めです。)
社会福祉協議会について、
定期的に集金にきます。地域の役員が集金にくるので、払わないと気まずいような感じです。
任意で募金であるにもかかわらず、地区の住民に集金させているのが、現状です。
都会ではあまり考えられないことかもしれません。
有料ゴミ袋ですが、都会の時に比べると、高いです。10枚で約700円。
人口が少ないからなのか、わかりません。袋も薄くて破れやすいので、
些細なことで気分を害することがあります。
行事について。
神社の清掃、公民館の清掃、
地蔵盆、祭り、その他定期的な会議等、集まる機会が多々あります。
しかし、こういった行事を通して、顔や人柄が分かち合えます。
はじめは嫌に思える行事(今でも嫌なことはあります。)でも、
住んでいるうちに慣れてきます。
よって、田舎くらしに向かない人は、
他人に関わりたくない。 (仮に今はそうでも、本心では近所付き合いをよくしたいならOK)
気が短い人
自然が嫌い
お金がなく、悲観的な人
(愚痴の多い人)
こういった人は、田舎暮らしは向かないと思います。