パナグリルというガスオーブンを使ってパンを焼く
ガスオーブンを使ってみて、まず思ったのが火力の強さ。
火力が強いからこそ、火の力だからこそ、
美味しく、短時間でパンが焼ける。
パナグリルという、1974年に松下電器(ナショナル)が生産した、
ガスオーブンを手にして、ほぼ一年。
過去にオーブンレンジをもっていたけども、
私にとっては、こちらに軍配が上がる。
ガスオーブン(ここでは、パナグリル)の長所は、なんと言っても
火力。
上下から火の熱でじっくり焼いてくれる。
正直言って電気のオーブンレンジの方が、性能自体はよい。
例えば、温度調整、タイマー、いろいろなモード、
その他、使いやすさから言えば、当然、オーブンレンジが使いやすい。
パナグリルに関して言えば、
オーブンではあるけども、どちらかと言えば、キャンプで飯盒やバーベキューをしているイメージといえば、わかりやすいだろうか?
焚き火で炊くご飯、バーベキューのような火を使う料理。
当然、温度調整やタイマーなどはない。
機能面では、超アナログと言えるだろう。
しかし、アナログだからといって、決して劣るわけではない。
火を使う料理
火を使う、ことについて今一度よく考えたもらいたい。
IH,確かに便利だけども、
火を使った料理のほうが美味しくないだろうか?
外で、飯盒で炊いたご飯と、炊飯器で炊いたご飯、どちらがうまいか?
キャンプなどを経験したことのある人なら、
きっと飯盒で炊いたご飯、と答えるだろう。
このパナグリルという、アナログなオーブンはまさに飯盒で炊いたご飯だと言える。
(まだ試していないが、パナグリルで実はご飯も炊ける)
私は、個人的にはハード系のパン(フランスパンやドイツのパン、ライ麦パンなど)が好きだ。
これは、火で焼きたい。
外側がパリッと焼け、内側にもしっかりと熱を通してくれる。
大体15分で焼けるというのも魅力の一つ。 電気では、同じような仕上がりにはならない。
しかし、焼きムラもほぼなく、香ばしく焼けるのは、素晴らしい。